BOKUGAKIETANARA

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新卒営業マンが送る社蓄LIFE

読書好きの大学生の僕の中で圧倒的No.1「川村元気」さんの本を薦めます。

こんにちは、Daiです。

 

今日は朝から本屋に行って、ある本を買ってきました。その本は「四月になれば彼女は」という川村元気さんの本です。この本のレビュー記事は後日書いていきたいと思います。早く書きたいよぉぉ!!

 

実は川村元気さんは僕が一番好きな小説家でこのブログのタイトル「BOKUGAKIETANARA」も川村元気さんの本のタイトルを参考にしています。

 

少し読んだだけで本に夢中になりページをめくる手が止まらなくなり、素晴らしさを再認識したので今回はみなさんに川村元気さんの代表作とその魅力についてお伝えしていきたいと思います。

 

 

川村元気とは

1970年生まれで横浜出身です。多くの人は川村元気さんが書かれた本ではなく、制作された映画のほうが知っているかもしれません。有名な映画プロデューサーであり小説家でもある川村元気さん。制作された映画の代表作には「モテキ」「バクマン。」「バケモノの子」「悪人」などなど。あの社会的ブームにもなった「君の名は。」なども制作しています。

 

小説家としても凄い!!

制作された映画を見ると、その凄さがわかりますが映画プロデューサーとしてだけでなく小説家としても凄いんです。今回は川村元気さんが執筆された本の中で僕が大好きな2冊を紹介していきます。

 

世界から猫が消えたなら

あらすじはすごくシンプルですが深い作品です。

僕は電車の中で読んでいて泣いてしまいました。とてもいい本です。僕が涙もろいだけかもしれませんが。

 

余命がわずか1日しかないと宣告された主人公の目の前に悪魔が現れ、寿命を1日延長する代わりに世界から1つ何か物を消すというストーリー。 物語の雰囲気は悪魔とのポップなやり取りが陽気な関西弁を使うガネーシャが登場する夢をかなえるゾウに似ているかもしれません。

 

ストーリーの中で「人間は何かも失わずに何かを得ようとする。」というセリフがありますが、"自分が生きる"か"何かを世界から消す"かという究極の選択に迫られたときに初めて深く考える主人公の姿にいかに当たり前に過ごしている日常が大切なのかということを考えさせられます。

 

人間いつ死ぬのかもわからない。当たり前のことは当たり前じゃなくなるのかもしれない。「今、この瞬間を全力で生きよう」と本気で思える作品です。

 

映画化もされて話題になりました。僕も映画を観に行きましたが小説とは話のストーリーも違い、物語の終わり方も違ったので小説が大好きだったからこそ残念な気持ちになりました。映画しか見ていない人は是非小説を読んでみてください。

 

 

ちなみにこのブログのタイトルはこの本を参考にしました。こっちもオススメ!!

 

億男

本屋大賞2015年にノミネートされたのが「億男」という本です。2017年には中国で映画化されることが決まっています。

 

この本の帯には「お金と幸せの答えを教えてあげよう」と書かれています。誰もが興味があり探し求めている"お金と幸せの関係性"について言及しています。Amazonのレビューとかは低評価も多く、批判的なコメントが書かれていたりしますが僕はこの本は良本だと思っています。

 

話の展開としては宝くじで3億円を当てた主人公が親友の元を相談するために訪ねるところから始まります。そこから登場人物を巻き込んで展開されていくストーリーの中で"お金"とは何かということを考えさせられる場面が随所に散りばめられた作品です。

 

小説として読むと物足りないと感じるかもしれませんが、すごく読みやすい上に作者のお金(人間の欲望)に対するメッセージがわかりやすく伝わってくるのでオススメですね。本屋に行くとよく並んでいる「お金持ちになる方法」みたいな本を何冊も読むくらいならこの本1冊を読んでお金の本質みたいなところに触れたほうがいいと思います。

 

 

あとお金に関する本でオススメな本はこの2冊

 

 

 

今日のまとめ

『世界から猫が消えたなら』では"命・死"を『億男』では"お金"ということについて読みやすくわかりやすく書かれています。2冊とも小説としては、少し短すぎて物足りないと感じるくらいのボリュームですが、 本質をついているとても素晴らしい本だと思います。読むと一度は考えさせられるはずです。是非、読んでみてください!!

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